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論理というものについて書いています。
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正しい答えを導き出すために必要なことを書いてみます。

数学でも何でもそうですが、
まずは問題を理解すること。
次に、その問題を解くために必要な材料を揃える事が重要です。

日常生活では、この材料選びが意外に落とし穴だったりする事はままあるものです。

正しい答えを導き出す為に必要なのは、
「確かな根拠」を用意する事です。

曖昧ではっきりとしない根拠を用いて、
論証してはいけません。

論証に用いる根拠が確かなものでないと、
そこから導出される答えも必然的に不確かなものになってしまいます。

よくあるのが、
80%位確かな根拠に対して、
100%確かな根拠を何個もくっつけて主張してしまうというものです。
問題を解く際には全ての根拠が正しい必要があります。
専門的には主観に訴える論証とかそんな感じの名前がついていたかなと思います。
よくプロパガンダ等で多用される誤った論法として紹介されるものの1つです。

80%×100%×100%×100%・・・・・・・・といくら100%確かな根拠を重ねたところで
そこから出てくる答えは、簡単な話、80%確かな結論でしかありません。
100%正しい答えが出てくる保証はありません。
(偶然答えが一致することはありえますがw)

普段の生活で何かしらの問題を解く際には、
100%確実に言える事を集めることに集中することが重要です。

それらを元に考えると、自ずとそこから導き出される答えは信頼に足るものとなります。

この方法論は、学者が実際に研究の際に用いている方法ですが、
日常生活でも有効です。

まずは、
問題の性質を理解すること。
次に、
その問題を解くために必要な100%確実な根拠を集める事です。

不確かな根拠に基づいて導き出された答え程人を困惑させるものはありません。
場合によっては、人を誤った方向へ導いてしまう事もままあるものです。
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